■支え合い活動が目指すこと

　この活動は、地域での支え合いの意識を高め、地域力を高めることに繋がり、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることを目指すものです。
『地域住民のつながりをつくる』
　多くの人が参加しやすく、地域の特性に応じた交流の場づくりを進め、顔が見えるなじみの関係をつくるとともに、地域の情報が多くの人に届く仕組みをつくっていきます。
『地域活動の担い手をつくる』
　地域の一人ひとりが地域の担い手であることを意識できるよう、地域活動に参加するためのきっかけを増やすとともに、地域をまとめるリーダーの発掘や育成につなげ、継続できる仕組みをつくります。
『課題を深刻化させない』
　地域住民が生活課題に直面した時に、気軽に相談できる環境をつくるとともに、その課題に対して地域活動に取り組む方々や諸団体が連携し、課題を早めに見つけることができる体制づくりを進めます。
『安心と安全をつくる』
　災害などの緊急時に備え、避難行動に支援を必要とする方への見守りや声掛けが日頃から行われる仕組みをつくり、地域での暮らし、社会参加、健康づくりなどの地域福祉を側面から支える取り組みを充実させます。

■活動を始める時のポイント

☑これまで培われたその地域の福祉活動と実情に応じた活動を考えます
☑できることからはじめ、いまある活動を活かします
☑負担が少なく、長続きする様な協力体制づくりをします

■住民の声が届く組織・体制づくり

小学校区をエリアとした組織づくり
◎小学校区（ふれあいネットワーク運営委員会）
　地域が抱える課題について、話し合いどのような活動や取り組みが必要か検討する組織
　【委　員】校区を代表する方々
◎各行政区（ネットワーク推進会）
　校区で話合ったことや検討した取り組みを具体的に活動する組織
　【委　員】行政区を代表する方々

■地域に応じた支え合い活動（主な活動内容）

１．見守り・声掛け活動
　定期的に心配な方へ声かけをしたり、話し相手として訪問し、生活や健康上の変化を見守ります。
◎福祉協力員の選任
　行政区ごとに50世帯あたりに1人を目安に設置。
◎支援者の把握
　周囲との関わりが少ない方や気になる方、支えが必要な方を把握します。
２．地域交流会活動
　地域住民同士の交流を目的とし、地域の連帯感を高めるための活動を行います。
◎ふれあいいきいきサロン（地域サロン）
　地域住民が身近な場所に気軽に集まり、ふれあいを通して生きがいづくりや仲間づくり、また、介護予防等の拠点として実施します。
３．講座・学習会の開催
　住民の福祉力向上のための勉強会や講座、学習会などを行います。
例）・認知症の学習会　・消費生活（悪質商法など）の講習会　・救急法の学習会　など
４．連絡会議の開催
　地域での助け合い活動を進める中で、地域が抱える課題や問題について、話し合い、どのような活動や取り組みが必要か問題解決の方法や役割分担について話し合います。
◎運営委員会（小学校区）　　◎推進会（行政区）

■ふれあいネットワークの手引き

ふれあいネットワーク活動の手引き作成にあたって
　「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり」を目指すためには、行政や社会福祉協議会の活動だけではなく、小地域を基盤として住民が協力して行う支えあいの福祉活動が大切であり、「ふれあいネットワーク活動」に対する期待は非常に大きいものがあります。
　この活動の具体的な取り組みとして、「地域の福祉について協議できる場づくり」と「地域に合った支えあい活動」を実施していくものです。
　この手引きが、ふれあいネットワーク活動の充実と継続的に繋がれば幸いです。

・ふれあいネットワークの手引き（PDF）

■ふれあいネットワークの事務手続きについて

　ふれあいネットワークに関する事務手続きについて掲載しています。
　※玉名市社会福祉協議会に組織の届出をいただいている地域が対象となります。

・ふれあいネットワーク事務手続き（PDF）

■様式集

　事務手続きに必要な書類の様式と記入例を掲載しています。

・様式一式（Word）

・ネットワーク推進会活動報告書様式（行政区用）A4版（Word）

・ネットワーク推進会活動報告書様式（行政区用）A3版（Word）

■地域サロン（ふれあいいきいきサロン）

　身近な場所で集い、仲間づくり・生きがいづくりを行う地域の皆さんの交流の場です。
　サロンを通じて、お互いの交流が深まり、住みなれた地域の中で支え合い、安心して幸せに暮らし続けることに繋がっていきます。

・サロン活動の手引き（PDF）

・サロンのチラシ（Word）